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犬の結膜炎とちょっとした目のお話。

公開日: : 犬のケア, 犬の病気


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嗅覚や聴覚が私たちよりも良いとされる犬ですが

実は視覚はそんなに優れているとは言えません。

犬はいわゆる近視だと言われていますね。

 

それだけではなく

犬は人間ほど色を識別できないとも言われています。

私たちは赤と緑と青を識別する細胞をもっていて

この組み合わせによって様々な色を見ることができています。

いわゆる3原色に基づいて色を見ているわけですが、

犬はその内の赤を認識する細胞がないと言われています。

そのためモノクロというわけではありませんが、

赤→オレンジ→黄色→黄緑→緑という色の変化が見分けられず

1色に見えているとされているのです。

 

このように色の見分けは不得意な犬ですが

私たちより暗い場所でものを見るのには長けています。

それは光を感じる目の細胞が人間より犬のほうが多いから!

くわえて「タペタム」という光の反射板の役割をする膜が

暗いところでもわずかな光を反射するため、

犬は夜目がきくのです♪

 

このタペタムを感じられるのは

実は写真をとったとき!

フラッシュをたいて犬を撮影すると

犬の目がひかって写ることが多いですね。

これはフラッシュの光をタペタムが反射してしまい

それが写ってしまうからなのです(*^^*)

 

 

さてさて、前置きが長くなりました。

そんな私たちとはちょっと違った性質をもつ犬の目。

高齢犬や老犬になれば多くの犬がかかるとして有名な病気は白内障ですが、

実はそれ以上にポピュラーと言われているのは結膜炎なのです。

 

これは人でもある病気ですね。

その名の通り結膜が炎症を起こす病気ではありますが、

そもそも結膜というのは何なのかご存じですか?

これはまぶたの裏と目を繋ぐ膜のことを言い、

目を保護するのに加えて目全体に涙(水分)を行き渡らせる役割があります。

 

この結膜に細菌が感染したり

異物混入などによる刺激が原因で結膜炎になると

目が乾燥したり充血を起こしたりしてしまいます…

その他にも目やにがよく出るようになったり

よく涙をながすようになることから

顔を地面にこすりつけようとしたり

手足で目を擦ろうとする行動が見られます。

 

 

原因は上記で挙げたように

細菌やウィルスの感染、異物混入のほか、

寄生虫やアレルギーでも起こる場合があります。

異物混入と言われると滅多に起こらなそうですが、

実はまつ毛が目にあたったり

ほこりなどが入ることでも刺激となり

これが原因で発症することもあるので

実は結膜炎はとても起こりやすい眼病なのです!

 

 

毛やまつ毛が入りやすいことからも

顔周りの毛が長い長毛犬種がかかりやすいのでご注意を。

トリミングの際に顔周りの毛が目にかからないようにしてもらったり

アレルギー体質の子はなるべくアレルゲンを取り込まないよう

飼い主さんが気を付けてあげる必要がありますね。

症状が片目のみに出ているのなら

それは異物混入などが原因であることが多いです。

犬の住環境の見直しや顔周りのケアを意識してあげましょう。

 

ただ、両目に症状が出ている場合は

アレルギーや感染症が原因である可能性があります。

病院で診てもらい、原因をつきとめ、

その対策を意識してあげてくださいね。

 

 

結膜炎のち両方は基本的に点眼薬や軟膏です。

どうしても犬が目をこすったりいじってしまう場合は

エリザベスカラーなどで触れないよう対策する場合もあります。

ただ、感染症やアレルギーが原因の場合は

もちろんそちらの治療も行う必要がありますね。

 

結膜炎の症状が見られたら

まずは獣医師に診てもらって

適切な処置をしてもらってください。

目はとてもデリケートで傷つきやすいので

自分で愛犬の目を洗ってあげる…というのはオススメできません。

それが逆に目を傷つけてしまう場合もあり

最悪症状が悪化しかねないので

ここは獣医師に処置してもらうのが最適です。

 

 

結膜炎は比較的早く治る病気なので

目をかゆそうにしてるな~

ちょっと赤くなってるな~

などの愛犬の異常に気付いたら、

なるべく早めに愛犬を病院へつれていきましょう。

 

また、日々のケアで

目の周りのケアも意識して

目に異常がないかのチェックにくわえ

毛やまつ毛が入りそうになっていないかも見てあげてくださいね♪

愛犬の目の健康のために

意識してあげてください(*^^*)

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