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老犬の更年期障害?

公開日: : 最終更新日:2017/05/25 犬の病気


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人間は40歳後半から50歳前半くらいの年齢を「更年期」としていて

このくらいの時にホルモンのバランスが崩れることにより

「更年期障害」を起こしやすくなると言われています。

 

女性は更年期になると閉経を迎え

卵巣の働きが低下することが原因によって

ホルモンバランスが崩れてしまい

頻脈や動悸、体がほてるホットフラッシュや頭痛、めまいなど

様々な症状が出現します…

 

また男性の場合は

40歳以降にストレスなどが原因で

ホルモンバランスが崩れてしまうことが多いようで

性機能関連に異常が見られたり

うつや疲労など精神的なものや

ほてりや発汗、また筋肉関連の症状が出現するそうです。

 

 

このような症状ですが

実は老犬にも更年期障害があると言われているのです!

 

 

特にかかりやすいのがメスの老犬です。

犬の場合の更年期はだいたい6歳以降と言われているそうで、

発情期の間隔が急に開いたり

生理の際の出血量が不安定になるなどが主な症状のようです。

その他にも人間と同様で様々な症状が起こる可能性もあり

精神が不安定になったりすることもあるそうです。

実は犬には閉経というものがないので

なかなか発情期がこないな~

と感じられるようになったら要注意です!!

 

 

老犬の更年期障害の治療は

実は「これ」という方法はないようです…

強いて言えばホルモンバランスがくずれることが原因なので

卵巣の摘出…つまり避妊手術を愛犬に受けさせることで

ホルモンが分泌されないようにする

という方法が一般的なようですね。

予防もなかなか難しく

避妊手術を若いうちに行うということや、

老犬になったら注意深く様子を観察する…

ということくらいしか言えないのが現状のようです(>_<)

 

 

またメスの老犬でかかりやすいのは子宮系のトラブル…

5歳以上の高齢犬で食欲低下や多飲多尿などの症状が見られたら

それは「子宮蓄膿症」の可能性が高いそうです。

愛犬が避妊をしていなくて

発情後に食欲低下が見られる場合は要注意です!

 

また10歳以上の老犬に多いのは「乳腺腫瘍」です。

実はメス犬にできる腫瘍のほぼ半分がこの乳腺腫瘍で

それが悪性の場合は50%と半分の確率といわれています。

早期発見が根治のカギなので

おなかにしこりを感じたらすぐに獣医さんに診てもらいましょう!

 

 

この子宮蓄膿症も乳腺腫瘍も

実はホルモンが関係している可能性が非常に高いらしいです。

そのためメス犬が5歳以上になると発症する可能性が高くなり

10歳くらいの老犬が一番発症率が高いそうです!

 

いずれの病気もすべて

ホルモンに関わる「卵巣」の摘出によって

予防効果があると言われています。

特に若いうちに手術するほどその効果が高く

初発情前に避妊手術を行うことで

発症率がかなり低くなるそうです。

遅くても1歳までに避妊手術をうけることで

発症の可能性を低くすることができます。

 

しかし老犬になってからの避妊手術は

効果がないことはもちろんありませんが

発症率は初発情前に行った場合と比較して

かなり上がってしまうようです…

 

また手術自体、体力がいることなので

老犬になってからの避妊手術はリスクが高くなります。

 

 

たとえ病気の予防効果があるといえ

避妊手術を受けるかどうかということは

やはり賛否両論あると思います。

もちろん避妊手術を受ける・受けないそれぞれに

メリット・デメリットがあります。

だからこそ

飼い主のみなさんが愛犬のことを考えて

愛犬にベストな方を「選択」することが大切です!

 

 

たとえば

愛犬に子どもを産ませる予定がなく

将来ホルモンに関わる病気をさけるために

初発情前に手術を受けさせるというのも1つの道ですね。

 

もう老犬のため

体力のことも考えて

今から避妊手術をするのは避ける

というのも

逆に、

病気を治すために手術を行う

というのも

大切な選択の1つですね。

 

 

愛犬に子どもを産んで欲しい

その後避妊手術を受けさせよう

というのも

生殖本能は生きる上で大切なものだから

私達の手でなくさせていいものではない

という考えを持つ方ももちろんいらっしゃいます。

 

 

これらに正解・不正解はありません。

だからこそ

飼い主のみなさんが

愛犬の幸せな形を考えて

選択をしてあげることが大切なんですね。

 

 

老犬には更年期障害を始め

ホルモンの関係でかかる症状がたくさんあります。

それを予防するのは難しいことですが

愛犬のことをしっかり観察して

異常がみられたらすぐに診てもらえるようにしておきましょう!

そのために愛犬に避妊手術をするかどうか

という選択をする日がくるかもしれません。

その時は飼い主さんが

愛犬に一番いい形を選んであげてくださいね。

 

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