犬の皮膚に健康的なこととは?
冬は乾燥の季節ですね…
女性の皆さま、お悩みではないですか?
わたし、ハンドクリーム手放せません。
お風呂あがり即ボディクリームです!
さてさて、私の乾燥肌事情は置いておきまして…(笑)
犬にとっても皮膚の健康維持は
とても重要なことです。
皮膚が健康であることは
さまざまな健康へと繋がりますし、
逆に言えば皮膚トラブルは
皮膚にとどまらず健康に様々な悪影響をもたらします。
そのため、犬の毎日のケアにも
ぜひ皮膚のケアは意識していただきたいです(*^^*)
主な犬の皮膚トラブルの1つとして
【アトピー性皮膚炎】があります。
これは人間でもお馴染みの皮膚病ですね(>_<)
これって何が原因で起こるかというと
実は菌が悪さをするというものではなく、
体を守ろうとする「免疫システム」が
過剰に働いてしまうことで起こるのです…
守ろうとして逆にトラブルになるなんて、
なんだか複雑な気持ちになりますね。
免疫システムというのは
体に異物が入りこんだ時
それを排除しようと働く体の機能のこと!
つまりホコリや花粉、ダニなどの異物を吸い込んだ時
「むむ!なんだこの知らない物質は!
有害かもしれないから直ちに排除!!!」
と、体が反応してしまうのですね。
今後これがマークされてしまうと
体内に入るたびに体が「こやつはあの時の!」と反応してしまい
それが皮膚症状として表れてしまうことがあるのです。
いわゆるこれがアレルギーってやつですね。
ただ、犬のアトピー性皮膚炎の原因は
このアレルギーの原因となる物質が存在するのが原因である他にも
遺伝的になってしまう犬もいれば
皮膚のバリア機能の低下によって
アレルゲンが侵入しやすくなって発症するなど
様々な要因がからみ合っているのです…
ただアレルギーや遺伝的なものが要因となると
治療するのは大変難しい!
そのため色々なことに気を配る必要があります。
たとえばアレルギー対策のために
ホコリやダニなどなるべく異物を吸い込まないよう
こまめな掃除や定期的にシャンプーして付着したアレルゲンを落とす他、
皮膚が乾燥しないように保湿をしてあげるのが効果的です(*^^*)
シャンプーをする場合は
出来る限り皮膚に負担がかからないよう
低刺激のものを選んであげるのがオススメですよ!
高齢犬や老犬は皮膚も弱くなりがちなので
シニア用のものを使用するか
もしくはパピーのものは
とても低刺激に作られているので老犬にもオススメです!
さて、次に多い犬の皮膚トラブルとして
【食物アレルギー】がありますね。
これは上記のように不特定な異物に反応しているというより、
特定の食べ物に対して免疫が強く働き
アレルギーを起こしてしまうものです。
この食物アレルギーが愛犬に発症すると
顔や耳、肛門付近や頸部に炎症が出て
そこを重点的に痒がるようになる犬が多いです。
一般的にアレルギーになりやすいといわれる食物は
牛乳や小麦、大豆、卵、トウモロコシ
そして牛や鶏、豚などのお肉と言われています。
いわゆるよくドッグフードに使われる食材で、
犬は同じ食材を食べ続けると
その食物のアレルギーになりやすいとも言われています。
ただ、実際獣医さんに聞いた話によると
確かにアレルギーになる犬は多いようですが
純粋に特定の食物のアレルギーになる犬は少なく、
基本的には保存料など
化学物質に反応してしまっている可能性も高いそうです。
かと言ってそれが含まれないフードは
日持ちしにくく保存が難しい…
かと言って手作りは栄養バランスが難しい…
犬の食事はなんとも難しいですね(^_^;)
そのため皮膚の免疫力をアップさせ
症状が表れにくい強く健康な皮膚を作る…というのも
とても効果的なようです!
もしくは健康な腸を維持し
体内に取り込んだ毒素はしっかり排出できるように
デトックスがしっかりできる健康な腸内環境を作るのもいいですね(*^^*)
食物アレルギーの疑いがある場合は
動物病院で調べてもらうことができます。
食物アレルギーを回避するためには
なるべく同じ原材料のフードをずっと与えるのではなく
少しずつローテーションさせて
色々なものを食べさせるのがいいそうですね。
最後に起こりやすいい皮膚トラブルは
ノミなど【寄生虫】によって起こる痒み。
お外で遊ぶのが好きな犬たちは
草など植物と戯れるのも大好き!
そのためついついそこから拾いがちなのが寄生虫…
ノミやダニなどは
様々な病原菌を持っていたりもするので
草の多い場所へ行く際は
服を着用したり虫よけスプレーを利用するなど
少しでも寄生虫が付着しにくい工夫をしましょう!
とはいっても、
上記の対策は付着しにくくはなるものの、
完全に防ぐことはもちろん不可能。
大切なのは外出後に
ブラッシングなど皮膚被毛のケアをして
何かくっついたりしていないか
飼い主さんの目でもチェックしてあげることが大切です。
愛犬が体を頻繁になめていたり
噛んだり引っ掻いている場合
それは皮膚を痒がっている証拠!
体をチェックして皮膚に異常がないか
被毛をかきわけてしっかり調べてみてくださいね。
痒がってる犬には
もちろん体をかくのを我慢させるのは困難(^_^;)
エリザベスカラーなどで掻かせないようにしたりもできますが
まず痒そうだなと感じたら
痒みの原因を追求し
その原因から遠ざけてあげるのが第一です!!
また、この乾燥の季節は
私たちもわかると思いますが
皮膚が痒くなりやすいです。
そのため犬の皮膚被毛が乾燥しないように
部屋の湿度の管理をしたり
犬用の保湿剤などを利用して
皮膚が乾燥しない工夫をしてあげましょう♪
愛犬が皮膚トラブルでつらい思いをしないように
ぜひ意識してみてくださいね(*^^*)
関連記事
-
-
犬の爪切りどうやるの?
気付いたら爪が伸びてる… それは人と同じく 犬にも言えることです。  
-
-
犬もインフルエンザになる?
インフルエンザが大流行していますね。 みなさま予防はバッチリですか
-
-
バレンタイン♪犬がチョコを食べると?
今日はバレンタイン! チョコが手元にある人も多いのでは? し
-
-
マダニが犬の命を脅かす?!
暖かくなると 様々な生き物が活発に活動を始めますね。 その中
-
-
犬も夏バテ!その症状と解消法
犬は体温を下げるのが苦手なので
-
-
犬もドライアイになる?!
ドライアイの人、多いですよね。 どうやら目を10秒間瞬きせずあけて
-
-
怖くない!愛犬の爪切り
犬も生き物なので もちろん爪はのびます。
-
-
愛犬のクールビズ??夏のための換毛期!
暑くなってくると世間で言われる「クールビズ」 犬たちは毛皮を年中ま
- PREV
- 犬のおもちゃ、種類と特徴♪
- NEXT
- 知っておきたい犬とカルシウムの関係