実は重要!高齢犬・老犬の食事姿勢!
幼いころ
親に食べる際の姿勢について
色々と指導された方は多いのでは?
食事中に肘をつかないとか
立ち歩いて食べないとか…笑
実は犬も食べる時の姿勢は重要!
先ほど挙げた例はマナーの一貫でしたが、
実は犬の場合の食事の姿勢は
健康に大きく関わってくると言われています。
愛犬のため皆さんは
栄養バランスに優れていて
おいしくて
安全なごはんを用意していますよね(*^^*)
しかしどんなに栄養価が高くて
そして愛犬の体に良い食事を用意しても
それがきちんと摂取されなければ意味はありません。
実はそれを大きく左右するのが
犬が食事をする際の姿勢なのです!
犬が食事をする際には
フードが入ったボウルを床に置き
そして犬が食べる…というのが普通ですね。
しかしここでストップ!
実はこの地面に置かれたフードボウルで食べる姿勢こそ
犬にとって食事のNG姿勢なのです!
地面に置かれたフードボウルで食事をする…
これは必然的に
頭(首)を下げて食べる姿勢になりますね。
この姿勢は実はとても犬の体に負担がかかる!
特に前足や首・背中・腰などなど
関節に負担がかかってしまうので
足腰が弱る高齢犬や老犬にとっては
食事をするだけで体にダメージが加わるのです(>_<)
また、犬の体の構造にも
この頭を下げて食べる姿勢は問題があります。
実は犬の食道というものは
縦に伸びる人と違って
犬の場合は横向きになっています。
そのため、頭を下げて食事をすると
食べたものが逆流してしまう危険性があるのです(_ _;)
また、食道の向きの関係からか、
消化にかかる時間も影響が出ると言われているため、
消化機能などが低下傾向にある高齢犬や老犬にとっては
消化不良の原因にもなる恐れがあります。
そうなると
せっかく犬に適した栄養価の高い食事を与えても
それがうまく消化されないので
その栄養を充分に活かすことができません。
老犬はとくに栄養の吸収率も低下するため
栄養の摂取は重要になりますね。
だからこそ食べる姿勢はとても大事なのです!
では、どんな姿勢で食べるのが一番いいかというと、
それは何より食べやすい姿勢であるということ!
頭を下げたりしてつらい思いをしないように
食事台などを利用して
愛犬が首をさげなくてもご飯が食べられるよう工夫しましょう(*^^*)
こうして食べやすい姿勢を意識し
頭を下げないで食事ができると
食べ物が胃へとスムーズに流れてくれるので
愛犬の体にも負担がかからず
なおかつ食事の栄養を吸収しやすくなります♪
私たちだって
食べにくい姿勢で食事をすると
気持ち悪くなったり苦しくなったりしますよね?
犬も飲み込みやすい姿勢で食事をすることで
体にかかる負担がグッと軽くなります♪
ぜひ、高齢犬や老犬が
食事の際に関節に負担がかからないよう、
そして消化機能をサポートするために
食事の姿勢を意識してみてください(*^^*)
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