*

老犬介護の仕方~夜鳴き・吠えの介護~

公開日: : 最終更新日:2017/05/24 愛犬との暮らし, 老犬介護


 

e5879062b9659548f87866e1ea72568a_s

老犬になることで

「吠える」という行為が増える犬がいます。

よく「老犬になるとワガママになる」といわれ

要求吠えが増えた・・・と考える方も多いですが、

老犬の「吠え」が増えるのは

病気の可能性はもちろん、

認知症・・・つまり痴呆が原因である場合もあるので、

一概に「ワガママ」で吠えているとは言えません。

 

まずは何が原因で吠えているのか

獣医師に相談をしてみることが大切です。

 

 

老犬で「吠え」が増えた原因として考えられるのは、

たとえば老化現象として関節などが悪くなるなどの「ケガ」

何等かの「病気」によって

体のどこかに痛みを感じている場合があります。

この場合は治療を受けて症状を改善することで

「吠え」をなくしていくことが可能です。

 

ただし、それ以外が原因となると

「吠え」の改善がグッと難しくなります。

 

老犬になると体を思うように動かせなくなるので

そういった意味で「こうしたい」と思うことがしにくくなり

それが「要求吠え」となってしまう場合もあります。

これが世間的に言われている「ワガママ」吠えですね。

 

 

もちろん要求吠えの場合は

その要求を叶えてあげることで鳴きやむ可能性が高いですが、

いったん「吠えるとやってもらえる」と覚えてしまうと

その後どんどん吠えるようになってしまう場合もあります。

要求を受け入れる内容か、我慢させる内容なのか、

見極めることが大切です。

 

 

また、認知症(痴呆)による「吠え」の増加もあります。

これは人間と同じく

症状を緩和させる方法はあっても

完全に治す薬があるわけでもないので改善は難しいです。

認知症の場合は獣医師と相談してみましょう。

 

 

「吠え」が増えることで

「夜鳴き」をするようになる犬も老犬介護の中では多いです。

またこれが、

飼い主さんを悩ませる症状として多く取り上げられています。

 

夜鳴きの場合

第一に近所迷惑からの近隣トラブルの心配があります。

また、飼い主さんも夜中に起こされ寝不足になってしまい、

身体的に負担がかかるケースが多いのです。

 

 

この夜鳴きの原因も

上記で挙げた「吠え」の原因とほぼ同じです。

 

 

体の痛みから夜鳴きをする場合もあるので

愛犬の体調変化や

体に触れた際に痛がるなどの違和感がないかチェックしましょう。

 

 

また、認知症(痴呆)になることで

夜鳴きをするようになるケースも多いです。

これは犬の中で昼夜が逆転してしまい、

夜を昼と思って起きてしまうため

夜中に吠えるようになってしまう場合が多いと言われています。

 

この対応としては、

まず老犬の体内時計を正常に戻す必要があります。

寝る時間が多くなる老犬は

日中にずっと寝ていることが多いです。

それが昼夜逆転に繋がってしまうので、

日中に日光浴をさせたり、スキンシップをとることで

お昼に楽しい刺激を与えて昼「起きる」ことを促します

こうして昼夜のバランスをとることで

夜眠るサイクルにもどしていくことが大切です。

 

どうしても夜に眠らない犬の場合は

獣医師から睡眠導入剤を処方してもらうことも可能ですが、

効き目や副作用、合う合わないなど個体差があるので、

獣医師とよく相談して利用してください。

 

 

もちろん、夜鳴きも「要求吠え」である場合があります。

夜中にトイレに行きたくなったけど自分ではいけない

のどが渇いたけど自分では飲みに行けない

お腹がすいたけど食べれないなど

これらの要求から夜鳴きをしている場合もあります。

 

トイレやのどがかわくという要求には応えてあげるべきですが、

毎日夜中にこれらの対処をするのは大変です。

やはりこの場合も、日中にできるだけ済ませられるよう、

昼夜逆転の対応と同じく夜眠れるよう促すことで対処するのがおすすめです。

 

 

また、不安が原因で夜鳴きをしてしまう老犬もいます。

老犬になることで身体機能は徐々に衰え、

嗅覚や聴覚、視覚も衰えていきます。

これによって犬が不安になり、

夜鳴きに繋がっている場合もあります。

 

犬が安心できるように、

寝床を飼い主さんのそばにしてあげたり、

自分や飼い主さんのにおいのついたタオルケットを入れるなどして

できる限り愛犬の不安を拭えるようにしてあげましょう。

 

 

 

いかがでしょうか?

夜鳴きや吠えは、

飼い主さんだけでなく近所のことを考えると

とても大きな問題になる場合が多いです。

上記内容が少しでも参考になれば幸いですが、

万が一、どうにもならず、深刻な問題となってしまった場合は、

老犬ホームなどプロの手を借りるということも、方法の1つです。

家族とよく相談して、介護の方法を考えてみてください。

 

本日もお付き合いありがとうございました!

 

ペットベリー本店

関連記事

7f796d293291997b852ea63cf5161662_s

犬に温泉って効果があるの?

  私たちは温泉で体を癒したりしますが では犬はどうでしょう?

記事を読む

fd47a008c0d769bf8641eb7c443e6646_m

犬に扇風機は効果がないの?

  これから暑くなると 様々な冷房器具が活躍しますね! まずはな

記事を読む

2396bc7690d50b72bf072f50213c750e_s

愛犬の便秘、どうすればいい??

  人も多くの女性が悩まされる問題「便秘」! 実は犬も便秘になるってご

記事を読む

d1b6386f51a4f490c91c7ab4015c261b_s

高齢犬・老犬のおむつ活用法

  愛犬が歳を取り 高齢犬…老犬となってくると 排泄のトラブルが

記事を読む

9deac7c2cbb55d361f329aed985f0bb0_s

知らないとトラブルの原因に?犬の発情期(オスの場合)

女の子の犬の発情期サイクルについてご紹介しましたが、 今回は男の子の発情期について。 &

記事を読む

IMG_3475

お留守番中に愛犬がイタズラ?それは分離不安かも!

  可愛くて大好きな愛犬とは 片時も離れていたくない! お出かけ

記事を読む

DSC_0048

ダニは愛犬の命にかかわる?

    暖かくなってきました。 すると活発になる虫・・

記事を読む

24

老犬と難聴

  老犬になると、色々な症状が出始めます。 今日ご紹介するのは「難聴」

記事を読む

2c26236df2f2b6ec3581e687a43f2b50_s

留守中の犬のいたずら、分離不安かも?

    愛犬が可愛くて 留守番が心配でたまらない・・・

記事を読む

17ea93dbf7db45c57313f31815f6d62a_s

老犬のブラッシングと注意点

      愛犬のシャンプーやグルーミングは

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

DSC_0398
愛犬に合ったクレートとクレートトレーニング

  愛犬用のクレートは みなさん持ってい

8c0bdd98c3d25a34fb4b9c541ecc22b6_s
犬が車酔いするときは?

春になると 愛犬と出かける機会も増えるかと思います。

cdd4b94a03f0284794583d2a742b82c3_s
引っ越しなどによる環境変化と犬のストレス

春がどんどん近付く気配がしますね。 3月~4月は引っ越し

DSC_0179
災害から愛犬を守る4つのこと

震災の恐怖は いつ自分の身にふりかかってもおかしくありま

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
犬には胴輪と首輪、どちらがいい?

愛犬の命綱ともいえるリード。 これをつないでいるのは

→もっと見る