*

老犬介護のバリアフリー

公開日: : 最終更新日:2017/05/24 愛犬との暮らし, 老犬介護


b1f0ee334f2b6a63a292df28c0c7f8cf_s

 

人が高齢になると体が思うように動かなくなるように

老犬も今までのように体を動かせなくなってきます。

住環境はなにも変わっていなくても

老犬の体には変化があるため、

今まで問題のなかった住環境も、

老犬にとって住みにくいものになっている可能性があります。

ぜひ、老犬の目線でのバリアフリーを考えてみましょう!

 

 

人間と同じく

老犬も足腰が弱った筋力の低下によって

段差がつらくなってきます。

わずかな段差にもつまずいてしまうことで、

転んでケガをする危険性があるのです。

 

 

まずは、老犬になっても筋力が低下しないよう、

散歩などによる「歩行」を意識して行い、

筋力の維持を意識してあげましょう。

犬が歩くのを妨げないよう

室内でのバリアフリーの意識は大切です。

段差対策ももちろん大切ですが、

実は盲点なのは床の滑りにくさです。

 

犬にとってのフローリング

実はアイススケートのようなもの。

足腰が不安定になっているのに

氷の上を歩かせるのがいかに負担になるか

想像に難くないですね。

 

踏ん張りがきかない地面では、

立ち上がることが難しくなったり

すべって関節を傷めるなどの危険性があります。

マットを敷いたり、滑り止めワックスを利用することで

すべりにくい地面を意識してあげましょう。

 

▼ペット用の滑り止めフローリングワックス▼

pgsaa100c1

 

 

老犬は視力も衰えてきます。

さらに、高齢になることで白内障などの眼病にもかかりやすくなるため、

目がみえにくくなりやすいのです。

犬は視力より嗅覚を頼りに生活をしているため、

多少視力が衰えても生活に支障がおきにくいです。

そのためなかなか飼い主さんが気付かないことが多いですね。

 

とはいえ、嗅覚も年齢とともに衰えますし、

視力低下が大きく進行すれば

家具などにぶつかるようになったり

歩行の様子がおかしくなったります。

 

ぶつかりどころが悪いと思わぬケガに繋がるので、

ケガをしやすい家具の角などに

クッション材をつけるなどの対応をしましょう。

赤ちゃん用として100均などでも販売されているので、

それらを利用するのもおすすめです。

 

また、犬は家具の位置も記憶していて

それを頼りに動くことも多いので

視力が低下し始めたら

なるべく家具などの配置はかえないよう意識してあげましょう。

 

 

 

体を思うように動かせなくなることで

今までできていた細かい動作ができなくなることもあります。

そのため室内の家具の間の隙間などに挟まって

後退もできず身動きがとれなくなってしまう場合もあります。

飼い主さんが常に見ていられたらいいのですが、

目を離したり留守番中に動けなくなってしまっては大変です。

家具の隙間などはふさいでおきましょう。

 

 

 

ベッドやソファなどで

飼い主さんと過ごしている犬は多いですね。

老犬になると

今まで登れていたそれらに登れなくなることもざらです。

 

そのまま「乗せない」ようにするという選択も、

飛び降り等でのケガ防止のためには良いですが、

犬がどうしても登りたがってほえたり、

それがストレスに繋がるようなら

スロープやステップなどをつけることで解消してあげましょう。

 

▼ペットの足腰に優しいステップ&スロープ▼

pgroa113c1 0000000015282

 

 

まだ乗り降りができる老犬の場合は

大きな段差への乗り降り

足腰や関節に大きな負担となり

ケガの原因にもなりやすいので

その場合もステップやスロープを利用し、

なるべく負担がかからないように工夫してあげましょう。

着地地点もできる限り滑りにくいように

クッション性のあるマットなどを敷いておくのがおすすめです。

 

 

家の中の段差で気を付けたいのは

段差の連続である階段ですね。

これは落ちると大けがに繋がるので

できればペットガードなどで入れないようにしましょう。

 

 

小さな段差でも躓くようになるため、

トイレできる限り低いものを選ぶのがおすすめです。

その小さな段差が登れず

トイレを思うようにできない老犬もいるので、

こういったもののバリアフリーも意識してあげてください。

 

 

 

いかがでしょうか?

犬は私たちの想像以上に早く年をとります。

つい最近までできていたことが

急に難しくなることもあります。

愛犬が7歳を過ぎたら、

体の変化を注意深く観察しましょう。

10歳を超えれば老化がグッと進みます。

愛犬の年齢にあった環境作りを意識してあげてくださいね。

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました!

ペットベリー本店

 

関連記事

P1050050

老犬の介護食にも便利な「ゼラチン」

      暑い夏に ゼリーが食べたく

記事を読む

9e5da0ff53c9d9181c862088edec1c4f_s

高齢の短頭種犬が長生きするポイント♪

  今まで、【小型犬】 【中・大型犬】 【胴長犬】の 長生きするための

記事を読む

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

犬も防災対策が必須!愛犬の命を守ろう

  少し先にはなりますが 9月に入れば防災の日がありますね! 地

記事を読む

aa883ea7662cf3db2bfb1bdfea6ec58a_s

老犬とワクチン

    愛犬を様々な病気から守るため 定期的に「予防接

記事を読む

536dbcf3aa78f170efb5853215d60706_m

絶対に迷子犬にさせない!愛犬の鑑札は義務です。

  うちの子は大丈夫。 …そう思いやすい愛犬の迷子。 なぜそう思

記事を読む

IMG_2898

犬は飼い主の笑顔を認識できる?!

  私たちは相手が「笑ってる」って どうやって識別しているでしょう?

記事を読む

459bc73d05522456c1b9838896edd7e8_m

秋も紫外線対策?犬と白内障

  9月に入り、暑かったり涼しかったり はたまた雨続きだったり…

記事を読む

06452db3753f2a84d248dbd2cefd42a8_s

高齢の中・大型犬が長生きするポイント♪

  昨日は「小型犬が長生きするポイント」をご紹介したので 今日は中・大

記事を読む

3041661343_a179411fa8_o

老犬介護の仕方~寝たきりの床ずれ予防~

  老犬になり筋力が低下していくと 最悪、自分で立つことができなくなり

記事を読む

DSC_0179

4年…犬の防災対策を改めて考える

  私たちの心に大きな傷を残した 東日本大震災から4年。 その傷

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

DSC_0398
愛犬に合ったクレートとクレートトレーニング

  愛犬用のクレートは みなさん持ってい

8c0bdd98c3d25a34fb4b9c541ecc22b6_s
犬が車酔いするときは?

春になると 愛犬と出かける機会も増えるかと思います。

cdd4b94a03f0284794583d2a742b82c3_s
引っ越しなどによる環境変化と犬のストレス

春がどんどん近付く気配がしますね。 3月~4月は引っ越し

DSC_0179
災害から愛犬を守る4つのこと

震災の恐怖は いつ自分の身にふりかかってもおかしくありま

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
犬には胴輪と首輪、どちらがいい?

愛犬の命綱ともいえるリード。 これをつないでいるのは

→もっと見る